解答・解説5
- (1)
- ①
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第2四分位数が\(19\)分くらいにあるので,\(22\)分は第2四分位数より大きい数値である。
- ②
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Aルートは,中央値が\(19\)分くらいであることから,\(20\)分以上はAルートの全データ\(20\)個の
\(25\%\)以上\(50\%\)以下である。Bルートの第1四分位数は\(21\)分くらいであることから,
\(20\)分以上はBルートの全データの\(20\)個の\(75\%\)以上である。
よって,\(20\)分以上の数値は,Bルートの方が多い。
- (2)
- ①
-
\(\cfrac{18+21+31+28+17}{5}=23\) よって,平均値は\(23\)分
小さい順に並べると
\(17 18 21 28 31\)
よって,中央値は\(21\)であり
第1四分位数は\(\cfrac{17+18}{2}=17.5\), 第3四分位数は\(\cfrac{28+31}{2}=29.5\)
四分位範囲は\(29.5-17.5=12\)分
- ②
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正しい数値に基づく平均値が\(24\)分,修正前の平均は①より\(23\)分である。
よって,\(24-23=1\)(分)大きくなっている。
データのいずれかが\(1 \times 5 = 5\)(分)だけ大きくならなければならない。
また修正後のデータの中央値が\(22\)(分)であることから
いずれかのデータの数値に\(5\)(分)を足して,\(22\)(分)になるものが誤っている数値である。
\(18+5=23(分)\)
\(21+5=26(分)\)
\(31+5=26(分)\)
\(28+5=33(分)\)
\(17+5=22(分)\)
以上より,誤っている\(17\)分,正しい数値は\(22\)分である。